編集/高木仁三郎さんのこと
一旦、編集を始めてしまうと、とにかく最後(現段階の)まではいってしまいたい、と思うもの。荒削りではあるのだが、とにかくやってみよう。
原発に関する精力的な記事を掲載し続けている、「週刊現代」に故・高木仁三郎さんに関する感動的な記事が載っていた。2000年に亡くなられた、高木仁三郎さんは間違いなく日本の、世界の反原発運動を理論的にも運動的にも支えてこられた一人だった。今、福島原発の事故が起きて、高木さんが歩まれた苦難の軌跡をもう一度振り返る、とても感動的な記事だった。僕は残念ながら、高木さんにお会いすることはかなわなかったのだけど、僕が初めて映画館で公開したドキュメンタリー映画『科学者として』を見てくださり、推薦文をよせてくださった。今思えば闘病中だったのだと思う。もう一度、高木さんの警告を思い出さなければいけない。
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