3331アーツ千代田
今日は午後から久しぶりに、3331アーツ千代田に行ってきた。自転車に乗って行ったのだが、今日は日中、やっと少し春めいてきたので気持ちよかった。特に隅田川を渡る時。出かけたのは、「東北地方太平洋沖地震復興支援アートアクション「いま、わたしになにができるのか?─3331から考える」という催しが行われたから。会場となっている体育館に行ってみたら、まるで文化祭のように様々なアーティストがブースを出していた。今まで3331に関わった人やその周辺から急遽集まったらしい。絵などを販売しているので義捐金に充てられるのだろう。午後2時からは、トーク「阪神淡路大震災復興から学ぶ」を聞いた。阪神淡路大震災を経験された、原久子さん、永田宏和さんの話はとても興味深かった。話を聞きながら、僕の考えも少し深まった気がする。その後、1階で「ソーシャルダイブ 探検する想像」という展覧会を見る。前から企画されていたものだろうけど、震災後、今日聞いたトークの後に見ると、何人かの作品は震災後とつながっている部分があったのが不思議な感覚。特に社会と強いつながりを持った作家たちだからなのだろう。時間がなくて映像作品をじっくり見れなかったのが残念。その後、再び体育館に戻って、「いわき「ターニング・ヴィジョンズ」映像制作ワークショップ作品 上映会」を見る。昨年10月~12月にかけて、今回の地震で被災した福島県いわき市で行われたワークショップで制作された短編4本が上映された。地震がなければいかにも楽しんで作った、微笑ましい短編だったのかもしれない。でも、これらの短編に関わった多くの方も被災し、今の福島原発の避難エリアで撮られたような作品もある。微笑ましい作品だからこそ、いつか振り返ってにっこりすることで出来る日が来ることを願っています。
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