2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

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2011/1/28 金曜日

トルコの映画祭/VIDEO ACT!上映会

今日は夕方、トルコ人の翻訳家・イナン・オネルさんに会った。知人の紹介で『船、山にのぼる』を見てくれて(なんと正月に家族で見たそうな。)、今年5月に開催されるトルコの国際労働者映画祭にぜひ紹介したい、と言ってくださった。映画祭の名前は「労働者映画祭」だけど、今年の映画祭のテーマは「自然な抵抗」だそうだ。トルコではここ数年、国有の山が次々に民間企業に売られて、発電用のダムがいくつも作られようとしていて、現地で反対運動が起きているのだそうだ。そこで、イナンさんはダムを描いた日本映画を探していたのだそうだ。『船、山にのぼる』をとても評価してくださり、ぜひ映画祭で上映したい、ということになった。僕は諸般の事情であまり海外の映画祭に積極的にアプローチしなかったのだけど、今回こういう形で上映できそうでありがたいことだ。(映画祭には僕は行けないと思うけど。)

夜、VIDEO ACT!上映会。僕は上映担当だったのだけど、今日の上映はテープチェンジやアスペクト比の変更やら音量のチェックややることがいくつかあって、ちょっとバタバタした。今日の上映は「在日」がテーマだったので、上映後のディスカッションも多彩な意見・経験などが出て活発な上映会になったと思う。

未分類 — text by 本田孝義 @ 0:17:00

コメント (2) »

  1. ご無沙汰しています。トルコでの上映ですか!素晴らしい。おめでとうございまず。ノアの方舟がたどりついたアララト山がある国ですよね。成功お祈りしています。

    コメント by 林 — 2011/1/28 金曜日 @ 13:54:21

  2. >林さま
    そうでしたね、アララト山があるのですね。全く失念していました。さっきネットを調べていましたら、グリーンピースが地球温暖化問題を訴えるために、アララト山に船を作ったみたいですね。http://www.greenpeace.or.jp/campaign/climate/news/ararat
    PHスタジオの船の方がはるかに大きいですが。
    この映画祭、5月に開催されるのですが、その後、トルコ全土で巡回上映するんだそうです。

    コメント by 本田孝義 — 2011/1/28 金曜日 @ 22:51:30

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