過剰な映像
先日、駅のホームでふと気付いたのだけど、コーヒーの自動販売機にCM映像が流れていた。(そう言えば、前にも他の自販機でもあったか・・)また、数年前からだと思うけど、最新式の電車の車両ではニュースやCMの映像が流れるようになった。昔『トータル・リコール』というSF映画を見た時に、電車内に映像が流れていて、近未来の設定とは言え、「こんなことないよなあ」なんて思っていたら、あっさり現実のものになっている。『ブレード・ランナー』に影響を受けた建築家たちが「映像的建築」というポストモダン建築を作った時代もあった。そうそう、最近はキオスクの店頭でもCMが流れていた。(スーパーなどではもう当たり前になった・・・。)小田急新宿駅では柱までが映像を流す柱になっていた。液晶モニターの発達が背景にはあると思うのだけど、こうも映像に囲まれていると、やっぱり過剰だなあ、と思うことが増えた。
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