2008年春、渋谷ユーロスペースにてレイトショーされる
映画『船、山にのぼる」の監督・本田孝義のブログです。

本田孝義

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2008/3/1 土曜日

芸術選奨/個展/会議/雑誌掲載

なんだか盛りだくさんなタイトルをつけてしまった・・。。

まずは、『船、山にのぼる』の主人公とも言うべき、PHスタジオ代表の池田修さんが、BankARTの活動が評価されて”芸術選奨文部科学大臣新人賞”<芸術振興>を授賞されました!先日書いた、ビッグニュースとはこのことでした。昨日発表と聞いていたのですが、日中にはアナウンスが流れず、日にちを間違えたかな、と思っていたら、昨晩発表されたようで、今日の朝刊などに載っていました。それにしても、BankARTの活動としては短いかもしれませんが、新人賞という響きがしっくりきませんが。いずれにせよ、おめでとうございます。少しでも、映画を見る人が増えてくれれば・・なんてこちらは浅ましい考えが頭をよぎります。(プレスリリースは作ろうと思います。)

キャメラマンのたむらまさきさんも授賞されていました。

午後、東北沢にある、現代HEIGHTSというギャラリーに行く。以前から知り合いである、佐藤譲二さんの個展「オーバーラップ&フィックス」を見に行く。佐藤さんはろう者で、僕が初めて作ったドキュメンタリー映画『デフ・ディレクター』で知り合った。今までにも何度か展覧会に行ったことはあったのだけど、なんとなく久しぶりの展覧会だな、と思っていたら、5年ぶりの個展だそうだ。(今日は、本人に久しぶりに会えました。)一時、筆を折っていたこともあったそうだ。そういう意味ではまことに喜ばしい展覧会。タイトルにもあるように、佐藤さんはとても映画が好きな方で、今回、真正面から映画をテーマにした絵画となっていた。モノクロームの静謐さとモザイクのような複雑な陰影が印象的。コーヒーを飲みながらしばし歓談。久しぶりのつたない手話をなんとか読み取ってくれて助かった・・。

そのまま東北沢でバイオ市民センターの幹事会。後半、なかなかに難しい話が。

家に帰ると、映画を掲載した雑誌が2つ届いていた。一つは、axis。情報欄にカラーでちゃんと載ってました。もう一つが+ING。こちらはヘアーマガジン。なんと冒頭、カラー1ページの大きな記事。見出しも内容もとてもいい。特集に川俣正さんがあるように、ヘアーだけではない面白い雑誌だ。

こうやって、少しでも知ってもらえれば・・・・・。

未分類 — text by 本田孝義 @ 23:01:25

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