ハイビジョンでの上映
この間、自分の作品ではないけれど、いくつかの上映を見聞きしていて、ハイビジョンでの上映はなかなかやっかいだな、と思わされることが多い。ビデオカメラのレベルでは一気にハイビジョン化が進んで、今や量販店のビデオカメラは全てハイビジョンになった。編集ソフトもやっと追い付いてきた。僕が使っている編集ソフトでは、最後の書き出しがBlu-rayを基本にしているようだけど、家で再生するにはこれで十分かもしれないが、上映に関してはまだまだ蓄積が少ないので、Blu-rayの安定性に関しては経験を積まないといけないような気がする。また、ミニシアターの上映環境はまだ整っていないところも多く、ミニシアター自体も試行錯誤しているように思える。(例えば、HDVは上映できるけど、Blu-rayの再生機はない、とか。)だから、どの素材で上映するのかも混乱しているような気がする。(テレビの世界はまた別の話。)映画館がこのレベルだから、例えばどこかで会場を借りて上映会をしようとすると、どういう機材があるのかないのか、持ち込む機材は何かなどでも混乱するだろう。一番いいのは、こちら側で何にでも対応できればいいのだろうけど。
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